1. ホーム
  2. 診療内容

ご相談の多い症状

首、肩の痛み

このような症状があれば、ご相談ください

  • 首がこる
  • 首が痛い
  • 首にしこりやできものがある
  • 背中が痛い
  • 首がだるい
  • 背中に違和感がある
  • 力が入らない
  • 手足のしびれ
  • 背中や腰が曲がってきた
  • 首を動かすと痛い(動かせない・回らない) など

代表的な病気

  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎症性脊髄症
  • 頚椎症性神経根症
  • 後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症
  • 外傷性頚部症候群
  • 頚椎周囲石灰沈着症
  • 胸郭出口症候群
  • 脊髄腫瘍
  • 転移性脊椎腫瘍
  • 脊髄損傷
  • 肩こり
  • 五十肩(肩関節周囲炎)
  • 肩腱板断裂
  • 石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)
  • 反復性肩関節脱臼

よくあるご質問

肩こりがつらいのですが、みてもらえますか?

はい、診察しています。ただの肩こりだと思っていたら、重大な病気が隠れていた…ということもありますので、肩こり程度で…と遠慮せず、ご来院ください。

病気について

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアとは、背骨をつなぎ、クッションの役割をしている椎間板の一部が出てきて神経を圧迫したり、脊髄を圧迫したりすることで、片側の首・肩甲骨・肩までの痛みや片側の上肢のしびれが起こる病気です。両側の手や足に症状が見られる場合もあります。
この病気の主な原因は加齢による変化と言われていますが、実際は30~50代と若い方にも多く、遺伝性や姿勢、喫煙、スポーツ歴なども関連します。

寝違え

寝違えの主な症状は首や肩の痛み、こり、動かしにくさなどです。朝起きたときや寝ている間に起こることが多いですが、実際にはさまざまな原因があり、症状が強い場合には自己判断は禁物です。
寝違えは数日から10日ほどで自然に治る場合が多いですが、痛みが強い場合や長期間続く場合は医師の診察を受けることがおすすめです。原因により少しずつ対応法が異なります。

むち打ち

むち打ちは、首などに急な衝撃や振動が直撃したことによって起きる、頚部の痛みが長引いている状態を指します。自動車事故で起きることがほとんどですが、スポーツの衝突、転倒などで起きることもあります。
むち打ちの症状は、すぐに現れる場合もありますが、場合によっては数時間や数日後になってから痛みが出ることもあります。交通事故では、最終的に症状が残った場合、カルテの記載内容が重要になることがありますので、少しでも違和感があれば早めに受診するようにしましょう。

肩こり

肩こりとは、肩や首の周辺の筋肉が緊張し、こり感や痛みが生じる状態を指します。肩や首のこり感や痛みだけでなく、可動域の制限、頭痛、めまいなどが現れることもあります。
一般的には、長時間のデスクワークや同じ姿勢の維持、ストレス、過度の肩の負担などが原因とされていますが、他の病気による症状の場合もあるため注意が必要です。

五十肩(肩関節周囲炎)

五十肩の主な症状は肩関節が痛み、関節の動きが悪くなった状態です。40~50代の方が中心ですが、実際には30~70代と幅広い年齢層の方に現れます。主な症状は、肩の痛みやこり、可動域の制限(動かしにくくなること)です。特に動かすときに痛みがありますが、炎症が強いと安静にしていても痛みが続きます。炎症の痛みは特に夜中にズキズキ痛み、とき眠れないほどになることもあります。

ひじ、手首の痛み

このような症状があれば、ご相談ください

  • 肘が痛い
  • 肘が曲がらない
  • 手首が痛い

代表的な病気

  • 肘部管症候群
  • テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
  • 肘内障
  • 上腕骨顆上骨折
  • 野球肘
  • 変形性肘関節症
  • 尺骨神経麻痺
  • 橈骨遠位端骨折(コレス骨折・スミス骨折)
  • 手根管症候群
  • 舟状骨骨折
  • キーンベック病
  • ドケルバン病
  • ガングリオン

病気について

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

テニス肘とは、ものをつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をすると、痛みが出る病気です。手の使い過ぎで生じやすく、テニス愛好家によく発症するため、テニス肘と呼ばれています。 しかし、実際には、スポーツの負荷よりも、仕事の負荷などで生じることの方が圧倒的に多いです

変形性肘関節症

変形性肘関節性は、加齢・外傷・仕事などの負荷で起きる、軟骨のすり減りや骨の変形を指します。痛みのほか、可動域の低下(動かしにくくなる)や、動作の際にゴリゴリした音を感じることもあります。肘を動かすと痛みが強くなり、安静にすると痛みは軽減します。

変形性肘関節症が進むと肘内側を走行する尺骨神経が圧迫されて麻痺することがあり、環指の半分と小指の感覚が鈍くなり、手指の動きが不器用になる場合もあります。

野球肘

成長期にボールの投げすぎや投球フォームの悪さ、体の固さなどが原因で起きる、肘関節のケガや痛みをまとめて野球肘と言います。
野球肘とひと言で言いますが、小学生などの野球少年の野球肘と、大人の野球肘は別の病気です。また同じ年代でも、部位や経過、所見によって別の病気であることもあります。
治療法や治療期間も疾患により異なります。

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

ドケルバン病とは、手首に起きる腱鞘炎の一種です。親指や手首を動かすと、手首の親指側が痛くなります。
女性がなりやすく、特にホルモンの変化が起きる妊娠・出産期、更年期に症状が現れることが多いです。パソコンやスポーツ・仕事などで親指をよく使う人や、糖尿病の患者さんにもよく発症します。

ガングリオン

ガングリオンとは、手の関節や手指に、米粒大からピンポン玉大の腫瘤ができる病気です。通常、痛みはなく違和感程度の症状が多いのですが、神経のそばにできると神経を圧迫して、しびれや痛みが起きることがあります。子供から高齢者まで幅広く発症しますが、特に20~50代の女性に多く見られます。

手、指の痛み

このような症状があれば、ご相談ください

  • 手が痛い
  • 手がだるい
  • 手・指にしこりがある
  • 手がしびれる
  • 手が動かしづらい
  • つき指をした

代表的な病気

  • ばね指
  • 母指CM関節症
  • ヘバーデン結節
  • マレット変形
  • 強剛母指
  • 爪周囲炎
  • ドケルバン病
  • ガングリオン
  • 橈骨神経麻痺
  • 正中神経麻痺
  • 尺骨神経麻痺

よくあるご質問

指の動きがおかしいです。痛みがなければ放っておいていいですか。

ばね指や伸筋腱脱臼のことがあり、経過が長い場合や症状が強い場合はあまり放置しないほうが良いです。

病気について

母指CM関節症

CM関節とは親指の付け根にある関節のことです。この関節の軟骨がすりへり、ものをつまんだり握ったりするときに痛みを感じるようになります。変形性関節症の一種ですが、最近は適切にセルフケアすることで痛みや病状の悪化を防ぐことができることが分かってきています。
更年期の女性や、趣味や農作業、仕事などで親指をよく使う人がなりやすいです。

更年期女性の手指の痛み

手首や手指の痛みは、更年期の女性に多い症状です。
閉経前後の更年期には、卵胞ホルモンとも呼ばれる女性ホルモンの一つ、「エストロゲン」が減少します。
エストロゲンは、女性らしさを作るホルモンであるとともに、腱や関節を保護する作用があるため、減少することで腱や関節の炎症を起こしやすくなります。

更年期の女性に起きる手指の痛みは、以下のような疾患であることが多いです。

  • 手根管症候群
  • へバーデン結節
  • ブシャール結節
  • ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
  • ばね指
  • 母指CM関節症

いずれの病気も、最初は軽症でも、放置しているうちに少しずつ症状が進行し、治療が難しくなります。関節の場合は一度変形してしまうと元に戻らなくなってしまいますので、早めに治療を開始し、正しくケアをすることが大切です。

ばね指(弾発指)

ばね指とは、指の痛みやこわばり痛み、こわばりから発症する腱鞘炎のことです。手(指先)を日常的によく使う方や、スポーツによる負担がある方がなりやすい病気です。指の付け根の痛みや、指の引っかかりを感じます。妊娠出産期や更年期の女性にも多く見られるほか、リウマチ・血液透析・糖尿病の患者さんにも多く発症します。

つき指

「つき指」は、ボールやもので指を突いて起こるケガの総称です。
放っておけばそのうち治ると軽く考えられがちですが、骨折や脱臼、腱や靭帯の断裂が隠れていることがあります。ケガの初期に正しく診断されないと、適切な治療の時期を逃すことがあり、場合によっては後遺症を残すこともあるため、「問題ないこと」を確認するためにも、医師の診断を受けましょう。

関節リウマチ

関節リウマチは、主に関節に炎症が起こる病気で、免疫システムの異常が原因と考えられています。
主な症状は、手足の関節の腫れや痛み、朝のこわばりなどです。関節の痛みは、左右対称に複数の関節に起こることが多いです。どの年代でも起こりますが、特に30~40歳代の女性によく発症します。かつては完治させることは不可能だと考えられていましたが、最近では早期に治療を開始することで、症状の進行を抑えるだけでなく、薬を使わなくても症状がなくなる「完全緩解」が目指せることが分かってきています。
関節リウマチは、関節だけでなく、だるさや微熱、腱の障害、呼吸機能の低下、神経障害など全身にさまざまな症状が現れることもあります。

腰、股関節の痛み

このような症状があれば、ご相談ください

  • 腰が痛い
  • 背中に違和感がある
  • 腰を曲げると痛む
  • 腰にしこりやできものがある
  • 腰に激痛が走ることがある
  • 背中や腰が曲がってきた
  • 股関節が痛い
  • 足がしびれる
  • 立ち上がりや歩きはじめたときに足の付け根が痛む

代表的な病気

  • 腰痛
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎変性すべり症
  • 腰椎分離症・分離すべり症
  • 側弯症
  • 脊髄腫瘍
  • 転移性脊椎腫瘍
  • 脊髄損傷
  • 後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症
  • しびれ(脊椎手術後のしびれ)
  • 変形性股関節症
  • 臼蓋形成不全
  • FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
  • 特発性大腿骨頭壊死症
  • 大腿骨頚部骨折
  • 鼠径部痛症候群
  • 骨盤骨折

よくあるご質問

特にけがをしたわけでもないのですが、腰が曲がって、背が縮んできました。何が起きていますか。

加齢に伴う生理的なものや姿勢の問題のこともありますが、背骨の「いつのまにか骨折」や椎間板の異常のほか、パーキンソン病など脳神経の病気が隠れていることもあります。

病気について

ぎっくり腰

ぎっくり腰は、急激に起きる腰痛を指す一般的な用語です。この症状は、腰の筋肉の肉離れや椎間関節の異常、椎間板由来の症状などが原因となることが多いですが、内科的疾患が原因となることもあり要注意です(尿路結石、大動脈解離、帯状疱疹で「ぎっくり腰」と来院されたことがあります)。
ぎっくり腰では、激しい痛みが起こり、立っていられないほどの痛みや、体勢を変えることが難しい状態になることがあります。さらに、腰に軽く触れるだけでも痛みを感じるなどの症状が見られることもあります。

脊椎椎体骨折

脊椎椎体骨折とは、背骨が何らかの圧力でつぶれて変形してしまっておきます。一般的には交通事故や高所からの落下で起こりますが、骨粗しょう症などで骨が弱っていると、尻もちをついたり、重いものを持ったりしたときだけでなく、せきやくしゃみで骨折してしまうこともあります。放置することで、背骨の後ろにある脊髄に障害を起こすことがあり、ひどいケースでは手術を必要とすることがあります。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板は人の背骨にあり、隣り合う骨同士の間でクッションの役割をしています。この椎間板が、加齢や物理的負担などによって変形・突出し、神経を圧迫して腰・殿部・脚の痛みやしびれが出る状態を腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。 全人口の約1%が発症する病気で、特に20~40代に多く、男性にやや頻度が高い傾向があります。悪い姿勢での動作や作業、喫煙、加齢、遺伝などでヘルニアが起こりやすくなると言われています。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管は、背骨にある神経の通り道のことです。加齢や肥満、力仕事などによって背骨や周囲の組織が変形し、その中にある神経が圧迫されて、痛みやしびれが出ます。骨粗しょう症による圧迫骨折が原因となることもあります。
この病気では、足にしびれや痛みが出て、長距離の歩行が辛くなったり、足の動きが悪くなったりすることがあります。また、手術を必要とするケースもまれではなく、適切な治療のタイミングを逃すと、手術をしても症状が改善しなくなることがあります。
ただ似たような症状が、足の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症でも起きるので、きちんと区別することが大切です。

変形性股関節症

患者さんの多くは女性です。「腰が痛い」と来院されて、診察すると意外とこの股関節の病気であることがあります。体重の重さや仕事などの負担、筋力不足が原因となることが多いですが、骨盤の形の異常が原因のこともあります。
足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったりします。また立ち座りの動作やあぐらの姿勢がつらくなります。症状が強い場合は手術で症状の改善を図りますが、あまりひどい状態まで放っておくと、手術が困難となってくるため注意が必要です。

ひざ、足の痛み

このような症状があれば、ご相談ください

  • つま先が痛い
  • 足首が腫れている
  • 足がむくんでいる
  • 足がしびれる
  • 関節が腫れている
  • 足の付け根が痛い
  • 足が動かない
  • 足が痛い
  • ひざに違和感がある
  • ひざが痛い
  • できものがある
  • アキレス腱が痛い
  • かかとが痛い

代表的な病気

  • 変形性膝関節症
  • 半月(板)損傷
  • 膝靭帯損傷
  • 膝離断性骨軟骨炎
  • オスグッド病
  • スポーツによるひざの慢性障害
  • 膝蓋骨脱臼
  • 腓骨神経麻痺
  • 膝関節捻挫
  • 足関節捻挫
  • 足関節果部骨折(脱臼骨折)
  • アキレス腱断裂
  • 肉離れ
  • 外反母趾
  • 成人期扁平足
  • モートン病
  • 腓骨神経麻痺
  • 痛風
  • 足の慢性障害

よくあるご質問

外反母趾のような気がしますが、痛くないので放置してよいですか?

原因や程度によりますが、あまり症状が酷くなってからでは、手術以外の治療が望めなくなることもあります。患者さんご自身で行える対策もありますので、早めに予防をした方が良いでしょう。

病気について

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、加齢やケガ、体重などの負担、関節炎の後遺症などで発症します。立ち上がったり歩きはじめたりするときに痛みが出たり、膝に水がたまったりします。進行してしまうと、正座ができなくなったり、歩行が困難になることもあります。
初期のうちは、患者さんご自身で行うセルフケアで進行を予防できるケースがあります。

半月板損傷

膝の骨の間にある、軟骨でできた薄い板状のクッションが半月板です。これが損傷すると、ひざを曲げたり伸ばしたりするときに痛みが生じます。
加齢やスポーツの際の外傷によってよく起こりますが、ケガをしていない子供に急に起きることもあります。症状が強いと水がたまり、急にひざが動かなくなることがあります。

捻挫

捻挫(ねんざ)とは、X線で映らない靭帯や関節の袋、軟骨などに起きたケガ全般を言います。痛みを伴うことがほとんどですが、部位によっては強い痛みを感じにくい靭帯もあります。また、ただの捻挫だと思っていたら靭帯や腱が切れてしまっていた、ということも珍しくないため、初期段階の診断が大切です。
靭帯や腱の断裂がない場合、捻挫の多くは1~2週の安静やお薬で良くなることが多いです。しかし、靭帯や腱の断裂を放置してしまうと、その後スポーツの際にケガをしやすくなったり、歳を取ったときに関節が変形したりする原因にもなるため注意が必要です。

足底腱膜炎

「朝起きて歩き出す一歩目、とても踵が痛くなるが、少し歩くと落ち着く」、こんな症状で発症するのが足底腱膜炎です。もっとも多いのは中年女性で、加齢による腱膜の劣化や足部アーチの低下が関与しています。発症のリスク因子は、立ち仕事・足関節の背屈制限・肥満などです。スポーツをしている方の場合は、過度の負荷が原因になることがあります。

外反母趾

外反母趾とは、足の親指が人差し指の方に「くの字」に曲がり、付け根の関節の内側が痛む病気です。突き出した部分が靴にあたってしまい、さらに炎症を起こすことで、靴を履いていないときも痛むことがあります。放置すると手術以外の治療が困難となることも多いため、早めの整形外科受診をお勧めします。

子どもによくある症状

レントゲンで分かりづらい骨折

子どもの骨折は「レントゲンでは分かりづらい」という特徴があります。これは、子どもの骨は①やわらかくてしなやかなこと、②骨のカルシウム濃度が低く、画像がぼんやりしやすいこと、③骨の一部に軟骨があり、そこがレントゲンに全く写らないことが原因です。このため、大人の骨折に比べて、実際に折れているかという診断が困難なこともしばしばみられます。一方、子どもにおける骨折は、その後の骨の形成に影響を及ぼすケースもあるため、慎重な判定が必要です。場合により、数度ご足労をお掛けするかもしれませんが、当初のレントゲンと後日のレントゲンを比較して診断をしていくこともあります。

首が曲がってしまって動かない!

子どもは、骨や靭帯の形成が未発達なため、様々な「大人とは異なる病気」が発生します。その中の一つに、「首をかしげた状態で動かなくなってしまう」というものがあります。原因により治療方針が異なりますが、中には放置すると治療が難しくなるものもあるため、早めに整形外科に受診することをお勧めします。

背骨が曲がっている?

背骨が左右に弯曲し、全体がねじれてしまう状態を「側弯症(そくわんしょう)」と言います。学校健診で「背骨の異常が疑われます」と指摘をされ見つかるほか、「何となく、両肩の高さが違う」「左右の肩甲骨の形が違う気がする」といった症状でご家族が異常に気付くことがあります。軽度の場合には治療が不要なことが多い一方で、重度のものや、急速に進行するものには、詳しい検査や治療が必要なものもあります。

肩(または肘)が抜けた?

「肘内障」とは、肘の骨の端っこから、靭帯が外れかけてしまった状態です。未就学の子どもに多く見られ、腕を引っ張る、軽く転ぶなどのふとしたはずみで起きます。腕がだらんと下がったままだったり、痛がって動かせなくなったりし、よく「肩(または肘)が抜けたようだ」という訴えで整形外科に受診されます。まれにふとした動作で元に戻ることもあり、待合室やレントゲン室などで待っている間に自然と改善することもあります。しかし、未整復の状態が続くと整復が難しくなることがあります。

成長痛

幼児の成長痛

幼稚園~小学校低学年の子どもは、特にケガや病気もないのに、膝から脛のあたりを繰り返し痛がることがあります。この痛みは、特に夜間から明け方の安静時に多く見られ、親御さんがさすったりすると短時間で改善することが多いです。これは、一定の条件を満たしていれば、心身の成長に伴う症状=いわゆる「成長痛」とみなされます。この「成長痛」の場合は、一般に日常の活動に支障を及ぼすことはなく心配のないものですが、もちろん他の病気がないかどうかの診断が重要です。

10歳ごろの成長痛

10歳近辺になると、主に膝や足に痛みが出ることがあります。これは体重・筋力の増大が急激に進むため、骨が未発達で弱い部分に負荷が掛かり過ぎて障害を起こすもので、こちらも一般に「成長痛」と呼ばれています。しかし、こちらの「成長痛」は幼児の成長痛とは異なり、学校生活やスポーツ活動に支障を来すことも少なくなく、適切な治療や対策を必要とする場合も多いです。

外傷を伴わない骨折

10歳近辺の子供さんは、身体の発育・筋力の増強が著しい一方で、しばらくの間は「骨はまだ大人ほど強くない」という状態が続くことがあります。こういった場合、負荷のかかり具合によって「はっきりした外傷歴がない」という状況でも、骨折に近い骨の損傷が起きることがあります。これも適切な治療を行わないと、慢性的な痛みに悩まされることになります。

採用情報

私たちと一緒に働いてくれる
スタッフを募集しています

  • 理学療法士