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診療内容

骨粗しょう症

骨粗しょう症は、予防できます

骨粗しょう症になると、ちょっと尻餅をついたり、転んだ拍子に手をついたりしただけなど、軽い衝撃でも、簡単に骨折してしまいます。 ひどくなると、物を持ち上げたときなど、ちょっとしたことで背骨の圧迫骨折が起きてしまい、慢性的な腰痛が起きたり、身長が縮んだり、背中が丸まってきたりします。

骨粗しょう症は、それが命に関わる重大な病気ではありません。しかし骨折したことで、立つことや歩くことができなくなれば、要介護や寝たきりになる可能性が高まります。

骨密度検査と血液検査で、骨粗しょう症がわかります

骨密度は、腕やかかとなど色々なところで測れますが、意外と数値がバラバラです。
しかし、重大な骨折のリスクを知る上で一番大切なのは、脚の付け根(大腿骨頚部)および腰椎の骨密度です。 当院では、DEXA法という骨密度を正確に測るための機械があります。
また意外と知られていませんが、血液検査や尿検査でも、骨粗しょう症の状態を調べられます。(骨代謝マーカー)
古くから、骨は新陳代謝を繰り返す組織だということが知られていますが、近年、それを実際の診療に活かせるようになってきました。また大規模な研究により、骨粗しょう症の程度や年齢、性別により、骨折を起こしやすい部位が異なることも分かってきています。
骨密度測定と血液検査を組み合わせ、皆さまに最適な治療計画をご提案できます。
骨密度測定だけでも行っておりますので、お気軽にお申し付けください。

DEXA法による骨密度測定

脚の付け根(大腿骨頚部)および腰椎の骨密度を詳細に計測できるDEXA(デキサ)法を取り入れています。
測定に用いるX線はきわめて少ない量で、加齢による骨密度の変化をはかるのに適しています。

骨粗しょう症は、薬で改善します

骨粗しょう症の治療薬と言うと、昔はカルシウム剤やビタミンD剤が中心で、あまり大きな効果は期待できませんでした。
しかし、今は、骨の新陳代謝の状態、骨折しやすいそれぞれの部位に合わせた薬があります。

骨代謝の状態、内臓の状態を血液検査も併用してしっかり調べた上で、安全かつ効率的な治療を目指します。
場合によっては、内臓の病気のために骨粗しょう症が起きていることもあり、その場合は内科への治療を依頼することもあります。
また、骨粗しょう症のお薬は種類によって効果の出やすい部位が異なるため、年齢や性別など、患者さん一人ひとりのリスクや生活背景に合わせてお薬を検討いたします。
また、骨粗しょう症治療は長期間根気良く続ける必要がありますが、薬の種類によってはときどき薬を変えることが必要になることもあります。よく効くお薬でも、同じ薬を長い間飲み続けていると、骨の新陳代謝に悪影響が出てしまうことがあるからです。
骨粗しょう症のタイプや原因を正しく診断し、一人ひとり異なるお薬の効き具合などを把握しながら、骨粗しょう症に負けない骨作りをしていきましょう。

参考サイト

いいほね.jp:帝人ファーマ
いいほね.jp
骨だいじょうぶ.com:第一三共
骨だいじょうぶ.com
せぼねと健康.com
せぼねと健康.com

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